歌ってみたに必要なものまとめ
ここでひとまず今までの内容をまとめておきましょう。
絶対に必要なもの
- パソコン
-
これがないと何も出来ない。
高性能なものでなくても大丈夫。
- マイク
-
会話用マイク(パソコンに直接挿せるタイプ)とプロ用マイク(パソコンに直接挿せないタイプ)の2つがある。
会話用マイクならすぐに使い始めることが出来るが、音質には期待できない。
会話用マイクは100円~2000円くらい。
プロ用マイクは10000円以上。 - ヘッドフォン、イヤホン
-
パソコンからの音を聴くために必要。
どんなものでもいいが、音漏れしないものでないとダメ。
オーディオインターフェイスのヘッドフォン端子はステレオ標準というプラグ形式なので、イヤホンはそのまま挿せないかもしれない。
その場合は変換プラグが必要。
プロ用マイクを使う場合に必要な機材
- マイク
- ダイナミックマイクとコンデンサマイクの2種類がある。
初心者には扱いが簡単なダイナミックマイクがおすすめ。
コンデンサマイクは取り扱いに注意が必要だがボーカル録音には適している。 - オーディオインターフェイス
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プロ用マイクをパソコンに接続するために必要な機材。
コンデンサマイクを接続するのならファンタム電源に対応した製品が必要。
8000円~25000円くらい。 - マイクケーブル
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大抵のマイクには付属していないので、自分で購入する必要がある。
XLRオス-メスというタイプを購入すること。
500円~3000円くらい。
ケーブル長は部屋に合わせるが、多少余裕があったほうが良い。
コンデンサマイクを使う場合に必要な機材
- マイクスタンド
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コンデンサマイクは手に持って歌うとノイズが入るので、スタンドに固定する必要がある。
もちろんダイナミックマイク使用時に使ってもいい。
(むしろその方がいい)
2000円~5000円くらい。 - ポップガード
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マイクに息が掛かってノイズになるのを防ぐ。
ダイナミックマイクには不要。
1500円~3500円くらい。
必要な費用例
価格は大体の目安です。
パソコン用マイクセット
一番手軽で一番安いが、音質的には期待してはいけない。
・パソコン用マイク(500円) = 500円
・ソニー製マイク(2500円) = 2500円
ダイナミックマイク最安値セット
一番安い価格の製品のセット。
音質は価格相応(過度な期待はしてはいけない)
・ダイナミックマイク(2000円) + オーディオインターフェイス(8000円) + マイクケーブル(500円) = 10500円
ダイナミックマイクセット
なかなかの音質が期待できるセット。
これくらいの環境はほしいところ。
・ダイナミックマイク(8000円) + オーディオインターフェイス(11000円) + マイクケーブル(2000円) = 21000円
コンデンサマイク最安値セット
一番安い価格の製品のセット。
音質的にはそれなり。
・コンデンサマイク(3000円) + オーディオインターフェイス(8000円) + マイクケーブル(500円) + マイクスタンド(2000円) + ポップガード(1500円) = 15000円
コンデンサマイクセット
家庭内録音(宅録)としてはかなり良い環境。
オーディオインターフェイスはもう少し安い製品でもいい。
・コンデンサマイク(20000円) + オーディオインターフェイス(25000円) + マイクケーブル(2000円) + マイクスタンド(2000円) + ポップガード(1500円) = 50500円
上記プラス、ヘッドフォンを買うのならその代金が必要です。
高いものでなくてかまいません。
大体2000~10000円くらい。
開放型(オープン)と呼ばれるヘッドフォンは音漏れがするので不可です。
密閉型(クローズド)を選びましょう。
↓は密閉型ヘッドフォンのひとつである「MDR-CD900ST」です。
15000円くらいしますが、レコーディングスタジオでは定番中の定番で、テレビとかで見たことがある人もいるかも。