歌ってみたにおすすめのオーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスもたくさん製品がありますが、その中でも値段が比較的安く、歌ってみたにおすすめ出来る製品をいくつか紹介します。
DAWが付属しているオーディオインターフェイスなら別途録音ソフトを用意する必要がありません。
(DAW=音楽を録音したりするソフトこと)

基本的に歌ってみたに必要となる機能の説明のみを行っています。
ここで紹介する製品はすべてファンタム電源に対応していますので、コンデンサーマイクが接続可能です。
製品の説明で登場するASIOダイレクトモニタリングなどの用語についてはオーディオインターフェイスについてを参照してください。

なお、パソコン周辺機器は日々新製品が発表され、古い製品は生産終了になります。
そのためここで紹介する機材はすでに入手が困難になっている場合もあるので、ご了承ください。
また、このページの製品紹介は時々入れ替わります。

別に古くてもパソコンが対応していれば問題なく使用することはできるので、新製品が出たからといってわざわざ買い替える必要はありません。
しかし古すぎるとメーカーの対応、とりわけドライバのサポートが打ち切られる場合があるので、今から購入する場合は特に理由がなければ新しい物を購入したほうがいいでしょう。
(ドライバ=周辺機器を動作させるためのプログラム)

以前はアマゾンから画像取得して掲載していましたが、アマゾンの仕様変更により画像取得ができなくなってしまいました。
リンクは掲載しておくので外見等の詳細はリンク先でご確認ください。

M-Audio(エムオーディオ) M-Track Solo

XLRコンボジャックをひとつ、ライン入力端子ひとつ搭載しています。
(XLRコンボジャック=XLRプラグと標準プラグの兼用端子)
歌ってみたには必要十分で、他のオーディオインターフェイスに比べてかなり安いのが魅力です。

ASIO、ファンタム電源対応。
ダイレクトモニタリング対応。
MPC BeatsというDAWが付属するらしいですが、そもそも無料配布されているDAWなのでプラス点ではありません。

価格は6000円前後。

M-Audio USBオーディオインターフェース M-Track Solo

Steinberg(スタインバーグ) UR12 Black & Copper Model

XLR端子をひとつ、ライン入力端子ひとつ搭載しています。
24bit/192kHzの高音質に対応。
ループバック機能があるので配信にも使用できます。
(ループバック=パソコン上で演奏されている音をオーディオインターフェイスを経由してインプットに戻す機能)

ASIO、ファンタム電源対応。
ダイレクトモニタリング対応。
iPadにも対応(ただし別途iPad用のアクセサリが必要)
Cubase AI(DAW)のダウンロード版が付属。

価格は10000円前後。

Steinberg(スタインバーグ) UR12 Black & Copper Model

Focusrite(フォーカスライト) iTrack Solo

XLR端子をひとつ、ライン入力端子ひとつ搭載しています。
24bit/96kHzの高音質に対応。
FOCUSRITEはマイクプリアンプの質に定評のあるメーカーです。

ASIO、ファンタム電源対応。
iPadにも対応(ただし別途iPad用のアクセサリが必要)
Ableton Live Lite(DAW)が付属。

価格は15000~20000円くらい。

Focusrite iTrack Solo USBオーディオインターフェイス

Roland(ローランド) RUBIX22

XLR端子/標準入力兼用の端子をふたつ搭載しています。
24bit/96kHzの高音質に対応。
MIDI端子も搭載しているのでDTM用途にも使用できます。

ASIO、ファンタム電源対応。
ダイレクトモニタリング対応。
iPadにも対応(ただし別途iPad用のアクセサリが必要)
Ableton Live Lite(DAW)のライセンスが付属。

価格は15000~20000円くらい。

ローランド RUBIX-22

上位版のRubix24は入力信号にコンプレッサー/リミッターを掛けることができます。
(いわゆる「掛け録り」ができる)
ループバック機能も搭載しているので、配信用途としても使用できます。
Rubix24は20000~25000円くらいです。
ローランド Rubix24

※メーカーの製品紹介ページには何も書かれていませんが、ニュースリリースには「「Ableton Live Lite」のライセンスも付属」と書かれています。

CLASSIC PRO(クラシックプロ) CAI16U

少し変わり種なオーディオインターフェイス。
本体にマイクを直結し、手にもって歌うことができます。
パソコンと本体とはUSBケーブルで接続するため、マイクケーブルが不要です。
ただしコンデンサマイクを使用する場合はハンドノイズが入るため、XLRケーブルとマイクスタンドはあったほうが良いです。
本体にステレオミニプラグ(ステレオ標準ではない)のヘッドフォン端子が付いています。

ファンタム電源対応。
ASIO非対応
同梱ソフトウェアはありません。

価格は5000円前後。

CLASSIC PRO マイク用USBアダプター CAI16U

  • 安さ優先なら1万円前後の製品を
  • 1万円前後の製品は音質にどれも大差はない
  • 2~3万ほどの製品なら音質の向上がちょっとは実感できるかも(人による)
  • どれもXLR端子(マイク入力)は搭載しているが、出力端子が異なる場合があるのでこちらも要チェック